フィンランドのクリスマス、飲み物やお菓子は?定番のクッキーなどレシピチェック!

こんばんは、東雲です。
昨日の記事で、フィンランドのクリスマス料理について調べました。
手作りハムやキャセロール、意外なところでお米を使ったミルク粥など、北欧でお米!?とびっくりしつつも、日本の家庭でも作れそうな料理が多くありました。
さて、クリスマス、料理の次に欠かせないのが、華を添えてくれる飲み物や、ケーキ、お菓子ですね!
今日はフィンランドのクリスマスで良く飲まれる飲み物や、定番のお菓子などについて調べてみました。
フィンランドのクリスマスで飲まれるものは?
クリスマスに定番の飲み物は?
フィンランドでは、「Glögi(グロギ、グロッギ)」と呼ばれるホットドリンクです。
大人用は赤ワインで、子供用にはカシスやクランベリージュースなどのベリー系のジュースを使ってと、大人でも子供でも楽しめるのが嬉しいですね!
グロギはとてもポピュラーな飲み物で、瓶などに入って温めればすぐ飲めるようになっていたり、専用のスパイスセットが売られていたりするそうです。
レシピは、それこそご家庭の数だけあるのですが、基本は赤ワインにレーズン、アーモンド、シナモン、クローブのようです。
早速レシピをまとめてみました。
材料
●赤ワイン
●砂糖
●レーズン
●アーモンド(渋皮は向いた方がおススメ)
●シナモンスティック
●ホールクローブ
●オレンジピール(好みで)
※分量は全てお好みの量で。
※特にスパイス類は好みがでるので、苦手な方は最初は控えめにすると美味しく飲めると思いますよ。スパイスはパウダーを使うと簡単なんですが、粉っぽくなりがちですし香りの調整が効かないので、スティックやホールを使うと抑えやすいです。(好みの香りの強さでスパイスを引き上げちゃえばいいので)
※オレンジピールは白い部分から苦みがでるので、ちょっと手間ですが取って入れるとより美味しくなります。
作り方
- 全ての材料を鍋に入れて弱火にかける。
- 沸騰させないよう、常時かきまぜる
- 次第にワインに香りがついてくるので、好みのところで火を止める
- マグカップにいれ、スプーンを添えて出来上がり
レーズンからも甘味がでるので、砂糖は飲みながらでもいいかもしれませんね。
お酒に弱い方は、出来上がり直前にグレープジュースを足してあげれば飲みやすくなりますよ~。
ジュースで作る場合はワイン同様につくってしまうとやたら濃くなってしまうので、一度水でスパイスを煮だしてから、それとジュースで割って温めてというのが良いようです。
小さなお子様用に作るのでしたら、スパイスは控えめにしてあげると飲みやすいです。
スパイスを煮だす場合のレシピ
材料
●水 300cc
●シナモンスティック 2本
●カルダモン 10粒
●クローブ 10粒
以下は好みで。スパイス好きな方におススメ
●ショウガ 小1かけ
●スターアニス 1個
●ミカンの皮 ・・・・・・少々
生絞りまたは100%ジュース
(グレープ、アップル、クランベリー、カシスなど)
作り方
- 鍋に水とスパイスをいれて、弱火でくつくつ50分程煮込みます
- 火を止め、スパイスをこす。エキスが出来上がり。
- ジュースとエキスを2:1(好みで増減)の割合で鍋に入れる。
- 沸騰しないようゆっくり温める。
- 好みでレーズンとアーモンドを鍋に入れて温めたら、出来上がり
フィンランドのクリスマス菓子は?
やはり子供にとってプレゼントの次にお楽しみなのは、お菓子ですよね!
フィンランドのクリスマスではどんなお菓子が食べられているのでしょうか?
ジンジャークッキー(piparkakkuピパルカッキ)
フィンランドはスパイスがとても好まれているようで、このジンジャークッキーにもクローブやシナモンなどのスパイスが効いているそうです。
クリスマスには、このジンジャークッキーを使ってお菓子の家を作ったり、カラフルなアイシングで飾るのも、楽しみの一つ。
みんなでわいわいつくる光景は、とても楽しそうですね!
色々見てみましたが、こちらのサイトのレシピが分かりやすいなーと思います。
黒蜜にスパイスで香り付け、粉、バターと合わせ薄く伸ばして、型で抜いて焼き上げるクッキーです。
黒蜜とスパイスを使ってるのが特徴ですね~!
コーヒーなどにも合いそうですし、とっても美味しそうです♡
クリスマスパイ(joulutorttuヨウルトルットゥ)
形が楽しい、フィンランドのパイです。
ちょっと分かりにくいかもですが、風車のような、折り紙の手裏剣のような形をしています。その中央にプラムのジャム、というのが定番です。
簡単なのは、冷凍パイシートを使う事ですね!
パイシートを一辺10センチ程度の正方形にして、シートに切り込みを入れて折り曲げて風車の形にします。
中央にプラムジャム(勿論他のジャムでも美味!)を乗せて、パイシートの説明書にある温度で焼き上げます。だいたい200℃で15分くらいでいけると思いますよ。
お使いのオーブンなどによって温度やクセなどあると思うので、時間など調整してくださいね。
焼きあがったパイが冷めたら粉砂糖をふって、できあがりです。
まとめ
フィンランドのクリスマスでは、こんな飲み物やお菓子が食べられているのですね!
意外と日本のようにクリスマスケーキ、というのはあまり見かけませんでした。
(ジンジャークッキーを使ってのケーキというのはありました!)
ですが、ジンジャークッキーを使ってのお菓子の家づくりや、ツリーの飾りにしたりというのはとても楽しそうですね!
お菓子の家づくりはちょっとレベルが高いですが、アイシングで飾ったりくらいなら、小さな子供たちでもお絵かき感覚できっと楽しくできますね♪
ぜひ、うちの子たちにやらせてみたいですね~!きっと素晴らしい芸術作品ができることでしょう(笑)!
今年の我が家のクリスマス当日は、シナモンやクローブの良い香りで満たされそうです♪
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